α-シクロデキストリンとは

α-シクロデキストリンは新オリゴ糖のことで、α型の環状オリゴ糖の意味。環状につながったブドウ糖で、内側は親油性(油になじみやすい性質)、外側は親水性(水に溶けやすい性質)を示し、ひとつの物質の中に相反する特異な性質をもつ。

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●ガス腹便秘の解消法

新オリゴ糖が腸内環境を効果的に改善して、ガス腹や便秘を解消します。

 腸内の環境が乱れて起きる便秘やガス腹は、単に不快なばかりでなく、放置しておくと腸の機能をさらに衰えさせてゆく悪循環に陥ってしまうので注意が必要です。

 腸内のガスの発生を抑えて体外にスムーズに排出するために、オリゴ糖を摂取して腸内のビフィズス菌を増やす方法が知られていますが、腸内環境をさらに効率的に改善するのが新オリゴ糖です。

 新オリゴ糖はα-シクロデキストリンと呼ばれる成分で、従来のオリゴ糖が糖の分子が一列につながっている鎖状なのに対し、新オリゴ糖は環状につながったバケツのような構造をしてて、その輪の内側は油になじみやすい性質を持ち、外側は水に溶けやすい性質を示すという、相反する珍しい性質を持っています。この水に溶けやすい性質が、水溶性食物繊維の働きをかねて、余分な糖や脂肪を体の外に排出する働きをしますので、ガス腹や便秘・肥満の解消に役立つのです。

 糖や脂肪が吸収される速度を緩やかにする働きも持っているので高血糖の予防や改善に効果があります。また、動脈硬化のもとになる悪玉コレステロールも吸着して排出するなど、従来のオリゴ糖の働きにプラスする効果を持っているのが新オリゴ糖なのです。

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新オリゴ糖を加えてご飯を炊き、汁物やコーヒー・お茶などに溶かして摂取する。

 オリゴ糖は甘みを感じる成分ですが、新オリゴ糖は分子構造の違いから甘みを感じることはなく、無味無臭なので料理に使用しても味を変えることがありません。それに加えてもう一つの特長があります。新オリゴ糖は環状につながったバケツのような構造をしていると先述しましたが、そのくぼみの受け皿部分に嫌な臭いや老廃物等を取り込んで排出してくれるのです。この働きにより、たとえばニンニクの臭みを消したり、緑茶やコーヒーの苦みや渋みを抑えたり、また香りを引き立てたりする効果を得られるのです。料理に加えると、料理の味をいっそう引き立てておいしくしてくれます。

 新オリゴ糖(α-シクロデキストリン)は、とうもろこし由来などの粉末状の製品が市販されています。水溶性で溶けやすく無味無臭なので、いろいろな料理に積極的に加えることができます。たとえば、お米3合に対して、大さじ1杯(約15g)の割合で新オリゴ糖を加えて炊くとおいしくふっくらとしたご飯が炊けます。また汁物にそのまま添加しても簡単に溶け、コーヒーや牛乳に入れるのも良いでしょう。食物繊維も補えるので、普段の食生活に上手に取り入れれば、便秘やガス腹を解消してくれるばかりか、高血糖や高コレステロールの改善の効果が期待できます。