偏頭痛にも効く朝バナナ

ダイエット法として一時話題になった「朝バナナ」ですが、片頭痛の予防にも効果が期待できるようです。エネルギー、ミネラル、ビタミン、葉酸、食物繊維、抗酸化作用、ポリフェノール、ガン予防などなど、まさにバナナは栄養の宝庫ですね。

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片頭痛の予防には、朝食にバナナを食べる「朝バナナ」が効果があります。

 片頭痛(編頭痛)は頭の片側が脈に伴ってズキンズキンと痛む頭痛で、日本人の8%が「頭痛もち」として悩まされています。とくに女性に多い傾向があり、男性の約4倍の人が症状を自覚しているそうです。トリプタン系製剤などの特効薬が知られていますが、薬が手放せなくなるのは健康によくありません。そこで、朝バナナでの予防が注目されています。

 片頭痛の原因はまだはっきりと解明されているわけではありませんが、脳の内部や頭蓋骨の外側にある血管が収縮したのち反動で異常に拡張したときに、急に広がった血管が周囲の三叉神経や感覚神経を刺激し、それとともに血管の周囲に炎症が広がって、痛みを生じると考えられています。脳の血管が急に収縮や拡張する原因には、血小板から分泌される「セロトニン」という物質の関与が疑われています。血小板は本来、凝集して出血を止めたり血管を収縮させる働きを持っていますが、ストレスから生じた脂肪酸などの物質を傷と勘違いして凝集してしまいます。それが血管の凝集と拡張を起こし、片頭痛につながってくるのです。

 片頭痛はいったん治まると痛みはまったく消えてしまい、ふだんは何の症状もありませんので、痛みだしたときだけ市販の鎮痛薬をのんでやりすごしている人が多いのですが、朝食バナナの習慣をつけて、できるだけ薬に頼らない予防と改善を心がけてください。

片頭痛を抑えるマグネシウムは、バナナ一本で約50ミリグラムが補給できます。

 片頭痛の予防に朝バナナが良いのはマグネシウムを多く含んでいるからです。マグネシウムには、血小板を包み込んで凝集を操作する働きがありますが、それが不足している人はストレスに反応して凝集する血小板のコントロールができなくなり、片頭痛が起こりやすくなってしまうのです。

 マグネシウムは果物や緑黄色野菜に多く含まれるミネラルで一日の必要摂取量は約300mgです。バナナには100gあたり32mgも含有されているので、バナナを一本食べることで約50mgのマグネシウムが補給できます。片頭痛に悩まされている人は、一日の活動の始まる朝食にバナナを1〜2本食べてマグネシウムを補給すると良いでしょう。

 片頭痛ばかりでなく、便秘や肥満に効果のある食物繊維や血圧を下げるカリウムなども豊富に含まれていて、話題になっているダイエットの効果も期待できますね。さあ、朝バナナで片頭痛を解消しましょう!